モニターレポート
其の三 1015
去る7月24日に届いたBORG一式、この1ヶ月はSD-2(拡大用カメラアダプター)にトライしたり、、直焦点撮影(対物レンズの焦点距離そのまま(76EDなら500mm)で撮影する方法)での撮影を楽しみました。
このページでは、SD-2で写した写真を中心にレポートしようと思います。
− 準 備 −
SD-2は、カメラ回転装置を取り付けたまま利用する事にした。
また、SD-2の利用によってやっと地上プリズム・ビクセンLV25にも登場願いました。
− 撮 影 −
1.EOS-D30
心配していたケラレもなく、露出は計測値のままか、多少マイナスにしてシャッター速度を稼ぎ出来るだけ手ブレを防止するようにして撮影しました。
EOS3を利用時よりも手軽に撮影できました。
9月16日撮影 |
9月20日撮影 |
9月21日撮影 |
10月14日撮影 |
2.EOS3
基本的には、EOS-D30と同様にして撮影しましたが、一部周りがケラレるようです。(特に問題ない範囲)
これは、EOS-D30と比べ感光部が大きい為だと思われます。
天気が良くてピントが合えば、野鳥の日常生活を覗く事が出来そうでちょっと楽しみ。
10月8日撮影 |
同じ写真の中心部 |
3.撮影時の感想
カメラ回転装置は、便利!!
SD-2を使う事で確かに望遠効果が得られますが、レリーズを使わずに写したせいか手ブレが多くなってしまいました。
但し、SD-2使用時も思ったよりもファインダーは明るくシャッター速度や手ぶれに注意して使えば遠くにいる野鳥には効果的だと実感しました。
− そ の 他 今 後 の 方 向−
コリメート法を利用している方の写真を見ていると、BORGにもNikonCOOLPIXをセットして試してみたいという気持ちが高まってきています。
これは、あと2週間のモニター期間に実現できるかどうか!?
− コリメート法 −
コリメート法とは、望遠鏡やフィールドスコープの接眼レンズに、デジタルカメラのレンズを押しつけて撮影する方法です。
コリメート法による焦点距離の計算式は、
倍率 × カメラレンズの焦点距離(mm) =合成焦点距離(mm)
BORG76EDに今回登場願ったビクセンLV25を付けた場合、倍率は20倍となりますので。COOLPIX950を使用した場合カメラレンズの焦点距離は19mm。ということで・・・20 × 19 = 380mmとなります。
但し、CCDが小さい為にEOS-D30と同じ理由で35mmカメラ換算すると…380 × 5.5 = 2090 mm
また、F値はデジカメから見れば380mmの望遠レンズですので、これを望遠鏡の口径(mm)で割れば380 ÷ 76 = 5(F値)
こんな環境で撮影できたら楽しいでしょうね。
では、次回10/31最終回(予定)に御期待下さい。
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