21世紀の巨大開発

| HOME | 愛知県企業庁 | Go English Page →

21世紀の巨大開発 ・・・ 超大型自然破壊

The Society to Consider the Large-Scale Development of the 21st Century

Priceless flora and fauna is are in crisis toward extinction because of
Toyota`s arrogant venture
waiting.jpg
logo01.jpg
リンクはご自由にどうぞ!!

この巨大開発を実際に施工するのは愛知県企業庁です。

愛知県企業庁

 企業庁とは県民のため工業・物流・商業用地を造成し、企業を誘致することにより、雇用の促進・確保、経済の活性化を図るところです。通常は造成してから入植する企業を募ります。今回は初めからトヨタ自動車が購入することがわかっており、トヨタ自動車のための造成事業となります。かかった費用はトヨタ自動車側が全額払うことになっています。また、受け渡し時点ではなくそのたびに(年度毎か?詳しいことは解りません)払うと聞いています。
 企業庁は2007年6月にこの開発地区で貴重な生き物・絶滅危惧種がいても開発をやめないと発表しました。国が決めた絶滅危惧種がいても開発を優先するつもりのようです。以下はそのときの読売新聞の記事です。

読売新聞の記事

トヨタ研究施設予定地 愛知県、開発継続の方針

希少生物生息確認でも

 トヨタ自動車が豊田市と岡崎市にまたがる約700ヘクタールの土地にテストコースを含む研究開発施設を設置する計画で、同社の依頼を受けて土地の取得・造成を行う愛知県企業庁は26日、造成予定地でオオタカの営巣など希少生物の生息が確認された場合でも、開発は中断しない考えを明らかにした。
 この日開かれた県議会産業労働委員会で、民主党の山田幸洋議員の補足質問に対して答弁した。県は今年度、予定地の環境影響評価などの費用として約14億円を計上、来月、大気や水質、動植物など16項目の調査対象と調査方法を示す。
 山田議員は、当初愛・地球博(愛知万博)の主会場が予定されていた海上の森(瀬戸市)でオオタカの営巣が確認され、会場が変更になった例を挙げ、「予定地にオオタカがいたらどうするのか」と質問。
 これに対し、企業庁側は「極力共存できる施設を考えたい。周辺には広い自然があり、(オオタカは)ほかにも住める」と述べ、開発予定地の変更はしないとの立場を示した。

(2007年6月27日 読売新聞)

 愛知県企業庁には造成後買い手の付かない開発用地があります。特に田原市田原町の工業用地はトヨタ自動車の田原工場や既存のテストコースと隣接しているので立地条件としてはいいはずです。田原1区は150haあり、田原4区は300haあります。我々はこの開発用地でのテストコース建設を提案しています。

企業庁のHP


田原1区
http://www.pref.aichi.jp/youchi/youchi/tahara1/index.html

田原4区
http://www.pref.aichi.jp/youchi/youchi/tahara4/index.html

田原市のHP
http://tahara-industry.idct.org

 愛知県豊田市と岡崎市にはこの事業のための部署(班)が作られ、用地買収交渉などを進めています。こちらの経費や人件費はトヨタ自動車から支給はされません。両市の見解は完成後の固定資産税増額や経済発展のための先行投資ということになっています。

PB020031.JPG

知っていますか?

総面積は660ha、造成面積(山を切り崩す面積)は270haという大規模な開発(自然破壊)です。

詳しく見るLinkIcon

PB110014.JPG

こんなに広い

トヨタ自動車の計画しているテストコースは、地図上で見てもハッキリわかるほど広大な敷地です。

詳しく見るLinkIcon

008.JPG

活動報告

私共は、様々な活動を通じてこの問題の告知に務めています。

詳しく見るLinkIcon