ここでいうCOP10とは「生物多様性条約第10回締約国会議」のことです。
生物多様性条約(生物の多様性に関する条約)とは、1992年ブラジルで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で調印され、1993年12月29日に発効された条約です。現在締約国は190カ国にのぼり、締約国会議は2年に1回開催されています。国連環境計画の生物多様性条約事務局はカナダのモントリオールにあります。
COP10は2010年に名古屋で開催されることが決まりました。愛知県としても自然との共生をテーマにした愛知万博の理念を継承する事業と位置づけています。
ホスト国、ホスト県には生物多様性保全のリーダーシップが求められるのに、大規模自然破壊を進めるのは、理解に苦しみます。
開催すると190カ国から4000人もの人が集まるという一時的な経済効果しか考えていなかったようです。
日本の縦割り行政の悪いところが一気に出ている気がします。
ポスト国になった以上変なことはできないはずです。
我々にとって強い追い風になります。